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電子書籍(Kindle)で売れるジャンル・売れないジャンルはこれだ!〜ターゲット決定の方法1/2〜

「AmazonでKindle本を売りたいけど、どのジャンルがいいかわからない!」

「電子書籍はどの層をターゲットに作ればいいの?」

はじめて本を作るとき、どこから手をつければいいかわからないですよね。

ターゲット読者の決定は、
電子書籍に限らずすべての商品について重要なフェーズです。

ターゲット読者の決定には、次の3STEPがあります。

1.売れるジャンルを知る
2.ターゲットを設定する

ターゲット読者を決定するための3STEP、
そのはじめの一歩は“売れるジャンルを知る”ことです。

この記事では、
電子書籍ではどんなジャンルが売れやすいのかを、具体例を交えて徹底解説します。

「そんなの知ってるよ!」
という方は、こちらへお進みください。

さて、結論を先にお伝えすると、
欲望や恐怖に直結した内容の実用書・自己啓発・ノウハウ本 が売りやすいジャンル
となります。

これが初心者でも売りやすい鉄板ジャンルとなります。

以下に、その理由を説明していきます。

STEP1:売れるジャンルを知ろう!

売れるジャンルとは?
では、 Kindle で売れるジャンルとは何か。
それは、ズバリ
欲望や恐怖に直結した内容の実用書・自己啓発・ノウハウ本
です。

出版業界には、どんな時代にも売れると言われている三つのジャンルがあります。
それは、お金・英語・ダイエットです。

お金・英語・ダイエットは、
多くの人が深い悩みを抱えているため、とても売れやすいのです。
こうした領域はコンプレックス産業とも呼ばれています。

コンプレックス産業は、
いつの時代でも売れる定番ジャンルとなっているのです。

“コンプレックス産業”はいつの時代でも売れる定番ジャンル!

売れるジャンルの具体例を紹介!

人の欲望や恐怖を刺激する内容が売れやすい、
というのはわかったかと思います。

では、具体的にそれはどんなジャンルになるのか。

人のコンプレックスを刺激して、売れやすいジャンル。
それは以下のようなものになります。

お金(投資、副業、貯金…)
ビジネススキル(マインド、英語、思考術、営業術、プレゼン、…)
恋愛(会話術、心理術、ファッション、メイク…)
健康(健康法、ダイエット、栄養…)
将来(自己啓発、働き方、結婚、子育て、老後、…)

これらはいつの時代でも売れる鉄板ジャンルとなっています。

鉄板ジャンルはある程度決まっている!

実際にAmzon Kindle ランキングを見てみよう!

「本当にお金とかビジネススキル、恋愛とかの本が売れてるの?」

そう思う方は、試しにAmazonやnoteなどで売れている商品を見てください。

どれも人のコンプレックスに関わる内容になっています。

例えば、これは2018年7月21日のAmazon Kindle本ランキングです。

上位5位までがすべて先ほどのジャンルに該当しているのがお分かりでしょうか。

1位『多動力』ビジネススキル:マインド  将来:自己啓発、働き方
2位『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』お金:投資
3位『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』ビジネススキル:マインド、思考術
4位『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』ビジネススキル:英語
5位『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』健康:健康法

すべて綺麗に上述した例に当てはまるのがおわかりでしょうか。
この傾向は、6位以下になっても変わらず続きます。

Amazon Kindle本ランキングを見ると、売れ筋ジャンルの傾向がわかる!

電子書籍は、”コンプレックス産業有利”の傾向が顕著!

さて、Amazon Kindle本ランキングの上位が
コンプレックスを刺激するものばかりであることがおわかりになったでしょう。

実は、これは紙の書籍よりも電子書籍に顕著な傾向なのです。

以下は、先ほどと同じく2018年7月21日のAmazon 本(紙の書籍)のランキングです。

4位、5位はコンプレックス系ですが、
1位〜3位はいずれもメディア展開されたかブームになっている本となっています。
そして、6位以下を見ても、小説や写真集がチラホラ入ってきます。

紙の書籍の場合、ブームの影響を受けやすく、電子書籍よりも若干ジャンルにバラツキがあるのです。

紙の書籍の場合は電子書籍ほどコンプレックス産業寄りではない!

電子書籍の利用者はある程度限定される!

なぜ、電子書籍の場合、コンプレックス産業有利の現象が顕著に現れるのでしょうか。
それは、
電子書籍のメイン利用者はおじさんであり、
電車で移動中などのスキマ時間に消費されるケースが多い

からです。
こちらは2014年の記事となってしまいますが、
電子書籍利用率のトップが35〜39歳男性であるという調査があります。
電子書籍利用率、トップは35歳~39歳男性で30.0%――ジャストシステム調査

性別・年齢別で見ると、「利用している」という回答が一番多かったのは35歳~39歳男性の30.0%。次いで50歳~54歳男性(26.0%)、15歳~19歳男性および25歳~29歳男性(24.0%)の順で、女性では40歳~44歳が22.0%でトップだった。

また、2016年の調査では、
40代男性のKindle利用者が大幅に増大したことを示すデータもあります。
こちらは、AmazonがKindle Unlimitedという読み放題サービスを開始した後、
40代男性のユーザーが2.3倍になったことを示す記事です。
書籍・雑誌読み放題のおじさんウケがすごい〜Kindle読み放題開始で40代以上男性が2.3倍に

最もユーザー数の伸びが大きかったのは男性40代で2.4倍に増加、2位は50代以上男性で2.1倍に増加という結果になりました。

このように、Kindleを読むのはおじさん層なのです。
それも、
ランキング上位のラインナップを見る限り、意識の高い男性サラリーマン
と想定できます。

電子書籍のメイン利用者は意識の高いおじさんサラリーマン!

電子書籍は衝動買いされやすい!

さらに、電子書籍には紙の本にない以下のような特徴もあります。

  • ワンクリックで購入できる
  • スマホを使ってスキマ時間に読める

手軽に買って、手軽に読める。
この性質を持っているため、電子書籍では衝動買いがとても発生しやすいのです。
だからこそ、人の欲望や恐怖へストレートに訴えかける本が売れやすいのです。

衝動買いを引き起こす本が売りやすい!

逆に、売りにくいジャンルはエッセイ・小説

売りやすいジャンルについてここまで説明してきましたが、
逆に売りにくいジャンルというものもあります。
それは、エッセイ小説です。

実用書ノウハウ本の場合、
「お!この本役立ちそう!」
というのが表紙や商品紹介からイメージできるため、購買欲も掻き立てられやすいです。

逆に、エッセイや小説は、読むまで内容や面白さがわかりません。
そのため、
“読む前から面白いことがわかっている”有名人やプロ作家の作品が強力なライバル
となっしまうのです。

面白いエッセイを書く作家やブロガー。
映像化作品やベストセラーを量産している小説家。

彼らより強く読者の購買意欲を引き付けるのはとても困難です。

skeeze / Pixabay

さらに、小説はエッセイよりもっと状況が厳しいです。

エッセイの場合は、
「世界を放浪していたらとんでもない事件に巻き込まれた」
といった、特殊な経験があればまだ戦えます。

けれど、小説の場合はもっと厳しい戦いが待ち受けているのが現実です。

実績のない素人の作品に、

「買いたい!」

と思わせるのは至難の技だからです。

消費者からしたら、実績あるプロ作家ではなくあえて無名なあなたの作品を手に取る理由がないのです。
そのため、初心者の方はエッセイや小説は避けるのが無難です。

エッセイ・小説は避けるのが無難!

小説を出したいなら、「小説家になろう」や「カクヨム」などの小説投稿サイトがオススメ!

もし、あなたがそれでも

「小説をネットで見てもらいたい!」

と思うなら、小説家になろうカクヨムなどの小説投稿サイトがおすすめです。

これらのサイトは、誰でも無料で自由に投稿ができます。
また、閲覧者数が多いため、たくさんのリアクションをもらえます
電子書籍で出すよりも、よっぽど大勢に見てもらえるでしょう。

また、小説投稿サイトには小説家デビューへの道が開けています
今では、
「新人賞を取るよりも、小説家サイトに投稿することを小説家志望の子に勧めている」
という編集者もいるほどです。
実際に、小説家になろうのランキング上位作品はほとんどが書籍化され、人気となっています。

自分の作品を公開する方法は様々あるため、
目的に応じた出版方法をしましょう。

小説家デビューしたいなら小説投稿サイトを使おう!

まとめ

結論をもう一度まとめます。

  • 売れるジャンル:欲望や恐怖に直結した内容の実用書・自己啓発・ノウハウ本
  • 売りづらいジャンル:無名な著者のエッセイ・小説

以上が、電子書籍の売れるジャンル・売りづらいジャンルでした。

あなたがすでにSNSやブログで多くの固定ファンを持つ有名人の場合、
上のジャンルにこだわらなくても本は売れます。
極論、どんな内容でもファンアイテムとして一定数の人が買ってくれるでしょう。

けれど、あなたがまだ無名な場合、
売れる工夫をしないと絶対に売れません。

「売れる売れるって、そんな売ることにこだわらなくてもいいんじゃない?」
「人のコンプレックスにつけこむみたいで嫌だなぁ」
そう思う方もいるかもしれません。

けど、初心者の人ほど、「売るためにはどうすればいいか」を考えるべきです。
本というものは、読まれないことには何も価値を産みません。
どんな傑作も、読者がいるからこそ傑作たり得るのです。

正直なところ、私も業界で使われる”コンプレックス産業”という言葉が好きではありません。
けれど、ある人がコンプレックスを持っているというのは、そこに深い悩みを抱えていることに他なりません。
その深刻な悩みを和らげるというのは、とても価値ある行為です。

つまり、売れる本を作れたというのは、
読者の悩み自分が提供できることを真剣に考え、

「この本を読みたかった!」

と、読者に価値を提供できたという証なのです。

そして、売れたという事実は、自信と実績として自分に積み上がっていきます。
売れる電子書籍を作るためにも、ジャンル選びには細心の注意を払いましょう!
この記事の次のSTEPはコチラ

売れるジャンル:欲望や恐怖に直結した内容の実用書・自己啓発・ノウハウ本
売りづらいジャンル:無名な著者のエッセイ・小説
売れる本を作れたということは、読者に価値を提供し、自信と実績を積み上げたということ!